大島石とジェットバーナー
大島石のことなら、産出元 石のやまにし‼★
ということで、本日はしばらくぶりの大島石ネタです★
以前の記事で、大島石の採石技術
ジェットバーナー
について触れましたが、
その続編です★
早速ですが、ブツはこれ⇩
持っているのは、
以前採石所にお越しいただいた、
三谷様★(⌒-⌒ )
このなが〜い鉄の棒、
先はこうなってます。
この先の穴から、
まさにジェット噴射のごとく
炎が出てくるわけですね。
そして持ち手の方はこうなってます。
点火に使う酸素用のバルブ、
燃料供給用のバルブ、
そしてエアー気圧の調整バルブがあります。
酸素は、点火の時だけ使用し、点火後はバルブを閉じ、
燃料とエアーのみとなります。
この高圧噴射のバーナーを石に当てると、
あら不思議!石が切れていくではありませんか(笑)
「切る」ということは、
「組成を剥がす」ということですので、
ジェットバーナーは、圧力や摩擦ではなく、熱でもって、
石の組成を引き剥がしているわけです。
さてこのジェットバーナー作業ですが、
キズの少ない岩盤で、
かつ水平に近い場所での作業でしたら比較的楽なのですが、
反対に
岩盤にキズが多く、
水平でない場所での作業の場合、
かなり過酷な作業になります。
岩盤にキズが多いと、
まずとにかく、石が切り進みません。
そして、切れないあげくジェット噴射が吹き返してきたりして、
焼けた石片が正面から襲ってきます!(◎_◎;)
これが頻繁に起こるため、身体は完全防備、ゴーグルもしてないと、目もヤられますΣ(゚д゚lll)
現場の作業員は、一度くらいは目をケガしたり、
完全防備してるにも関わらず、
喉元とかの衣服の隙間から焼けた石が入ってきて、
あちち〜〜‼
という体験をしてます(⌒-⌒; )苦笑
このジェットバーナー、
ともかく大量の燃料を消費するのですが、その利便性はというと、
「他の機器が使えない場所でも、
大抵の場所で作業できる」
ということに尽きると思います。
ともかくも、話だけではどんな作業なのかまったくイメージしにくいと思いますがf^_^;)
大島石の採石には、極めて重要な作業なんですね‼
採石所見学にお越しいただく方の中には、運がよければこの作業を見学していただけることもあります★
その方はラッキー!!?笑
大島石産出元 石のやまにし
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優しさ
森の国に棲む古風な和漢★
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ある家族の話。
その家族は、父、母、長女、長男の四人家族です。
その日家族は、ある芸能プロダクションのパーティーに出席しておりました。
新旧入り混じり、沢山のスターが出席するそのパーティーですが、
その時人気のある俳優のテーブルには、自然と沢山のファンが殺到します。
しかし、芸能界とは厳しいもの、
あまり人気のない俳優のテーブルには人は集まらず、酷な状況となります。
その日もある女優が、
ひとりぽつねんと、自分のテーブルに取り残されてました。
彼女は、10年ほど前には第一線で活躍し、人気絶頂だったのですが、
現在では若い後輩に追い越され、
テレビにもあまり登場しなくなってました。
その家族でも長女、長男は、
年齢的にその女優の過去の栄光を知りません。
それでも、状況を理解した長女が口を開きました。
「ねえねえお父さん、あのひとのテーブルに行ってあげようよ。」
「ん、おう、おう、そうじゃのう、
そうしよう‼」
そこでその家族が、どんな会話をしたのかまではわかりません。
しかしきっと、
「行くところがないから」
とか、
「かわいそうだから来てやった」
という体では接してないはずです。
実際は、その通りなのだけれども。
女優も、家族も、
お互い状況を分かっていて、
それでいて、その痛いところには触れず、覆い隠すような楽しい会話をしたのかもしれません(#^.^#)
“優しい”って、どういうことでしょうか。
相手の苦しみを慮り、取り除くように対応すること。
そしてそこに、見返りを求めない行動ほど、心動かされます。
私にとって、
つい人に話したくなる、
ちょっといい話でした(^◇^)★
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key-TO(ケイトウ)
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先日開催した、
ともし火の夕べ コンサート
ですが、
この企画を立てるにあたり、必要不可欠だったのが、出演者の
key-TO(ケイトウ) のお二人です。
ヴァイオリン、二胡 担当
竹内ふみの さんと、
ギター担当
佐々木行さん です\(//∇//)\。
森の国墓苑では、
「伝わる気持ちを次の世代へ」
ということで、
次世代への文化継承をコンセプトにしております。
今回のイベントコンサートを催すにあたり、私が出演者に希望していたのは、
日本古来の歌や民謡の良さを伝えること でした。
いちばん誰にも聞きやすいかたちで、
いちばん森の国墓苑にマッチした演奏で、
いちばん皆が楽しめる、
ということを望むと、
もうこれは、ケイトウのお二人しかいませんでした(#^.^#)
ちなみに当日のセットリストはこちら
⇩⇩⇩⇩⇩⇩
1 砂山
2 渡し守の歌
3 オールドサマー
4 沙羅の花
5 浜辺の歌
6 荒城の月
7 青の彼方
en
いつも
※ オリジナル曲含む
ケイトウの音楽を、一言で表現するのは難しいのですがf^_^;)、
私個人の感覚ですと、
音楽は、聞く人のためにある
ということを感じさせてくれるのが、
ケイトウの音楽だと思います。
世の中には沢山の音楽が生まれては消えておりますが、
ややもすると音楽とは、
演奏する側の 押しつけ になってしまう場合も多いと感じます。
もの凄くハイレベルな演奏技術をこれでもか!というくらいアピールする音楽もありますし、
それを望むファンもいるわけですが、
ケイトウの場合は、
一歩か一歩半ほど引いて、
聞く人のために、
最適な音楽空間を作る。
という感じが、聞く人にとても心地よいのです。
あくまで、私の感覚ですけどね★
(^◇^)
是非皆様、機会がありましたら、
生で聞いてみてください。
現在発売中のCD
「あむ」
も、たいへん素晴らしいですよ(^-^)
このCD収録曲の中に、当日の演奏曲
オールドサマー と 青の彼方 もあります★
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ともし火のゆうべ
森の国に棲む古風な和漢★
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昨日は、森の国墓苑でのイベント
「ともし火のゆうべ コンサート」
でした!
失われつつある広島の盆灯篭を今一度見なおし、子供たちへ伝えていきたいと思い企画した今回のイベントですが、
足掛け一年以上の構想を経て、なんとか開催することができました(#^.^#)!
しかし、誰もやったことのない初めての企画だけに、不安や問題も山積みでした。
そんな中、ついて来てくれたスタッフ、家族、友人、商工会の方、取引先の方、そしてお施主様には、感謝の言葉もありません。
そして今回、
「ご先祖様の加護を受けている」
という以外に表現しようのない、
ありがたいことがありました。
実は当日の天気は週間予報では雨だったのですが、なんとか持ちこたえて、
ぐずついた天候でした。
そして会を終え、
写真を撮り終え、
300にもなるLEDライトを撤去して、
やれやれ、終わった!
と、ホッとした瞬間。
土砂降りの雨と雷が響き始めたのです!(◎_◎;)
まるで、ご先祖様や、墓苑に眠る祖霊の皆様が、今回の会を見守ってくれていて、
本来はもう雨が降っているところを、
「まだだめだ、会が終わるまでは!」
といって食い止めてくれていたような。
いえ、きっとそうに違いありません☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
この世には不思議な力が及ぶものだなと、感動し、なんともいえないありがたさに包まれました★
そうして、ご先祖様の気持ちまで乗せた盆灯篭のともし火は、
想像したよりもはるかに素晴らしいものとなりました!\(//∇//)\
その幻想的な美しさは、
雨を避けてくれたご先祖様からのプレゼントであり、
当日足を運んでくださった人だけの宝物です(#^.^#)
来年もまた、バージョンアップして出来るといいな!
本当にありがとうございました!
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大島石の石目
森の国に棲む古風な和漢★
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本日は「小田和比古と石」です(^◇^)!
以前お話させていただいた、
大島石の石目 について、
もう少し掘り下げてお話したいと思います(^-^)
大島石の良さの一つに、
その石目の美しさを挙げるファンがたくさんいらっしゃいます。
派手過ぎず、威圧的でなく厳かで、
実にお墓らしい色合いと佇まい。
まさに、日本人のお墓のベンチマークです。
しかしひとくちに大島石といっても、
実際はひとつひとつ、石目は違っています
その石目を決定する要素を細かく挙げていけば、
以下のようになるでしょうか。
(#^.^#)
○目の細かさ(粗さ)
○目の揃い方
○色の濃さ(深さ、青さ)
○奥行き感
これらがすぐれている大島石ほど、一般には高級とされ、
高値で取引されております。
今日はこの中で、4番目の 奥行き感を取り上げてみましょう★★★
石に、奥行きなんてあるのか?
とお感じになると思いますが、 これがじつは、あるんです(笑)
その意識で墓地を歩いてみると、きっと、
それぞれの石の目の奥行き感に違いがあることに気がつくと思います★
さてここで面白いのは、
ピシッと石目が揃っているものより、
若干石目が不揃いな方が、
奥行き感がある場合があることです。
例えば、夜空の星を想像してみてください。
星空を見上げたとき見える光には、
大きな光、小さな光、瞬く光とあり、その配置も様々です。
天体観測鏡で捉えた星空には、より細かい星雲や、天の河までみてとれます。
イメージできましたか?(^-^)
こういった星空と、
真っ暗で均一で何もない夜空では、
全く奥行き感が違いますよね\(//∇//)\
つまり、同じようなことがお墓の石目にもいえるということなのです。
石とは本来、こういった奥行き感、自然の風合いを持ち合わせています。
そのひとつひとつが、唯一無二の表情なんですね!☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
こういった観点で見てみると、
石という素材はより味わい深いものになりますヨ!
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