石の値段3
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今日は、石の値段の続編です。
前回までで、
石には定価がない
⇩
相見積もりを取ると、値段が下がり続ける
ということをお話しました(#^.^#)
なぜ同条件で相見積もりを取ると値段が下がり続けるのかといいますと、それは
施主様が、石の値段の価値を測れないから
これに尽きると思います。
一般の方からみれば殆ど同じように見える石でも、結構値段の幅があったりしますので、
見積もりの下をくぐろうと思えば、
同じような見た目の石でも、
より安く仕入れる方法はあるわけです。
※あくまで、同じような石であり、
同じ石ではありません。
こういった理由から、
石屋さんの場合基本的には、
同じ内容の相見積もりは
必ず後だしジャンケンが勝つ
という部分があると思いますf^_^;)
(※現在インターネットやチラシなどで見られる、極端に安い墓石は、
薄利多売や在庫処理を前提にして、
あらかじめ材料費、手間代、利益を最大限に削った価格でしょう。安いものはやはり安いなりの理由がありますので、相場価格だとは考えないほうがよろしいかと思います。)
しかしながら実際は、
石の価値だけではなくその小売店独自のサービスがあったり、
人づてのご縁があったりと、
単純に値段だけでお墓を購入されるお施主様ばかりでもありません。
そして、この業界を長く見ていますと、
お金のことばかり気にされるお施主様より、そういうご縁を大切にしているお施主様のほうが、
結果として幸せなお墓建てを達成されているように思えてなりません。
お金ももちろん大切です。
しかしお墓に関しては、お施主様が
「安くていいものが欲しい」
と考えるとき、
どんどん相見積もりをとることが得策とは私は思えないのです。
結果として同じ予算を使うならば、
「石屋さん、予算はこれくらいで考えとるんじゃが、この中で出来る限りいいものを建ってくれんかのお!」
といって、お願いしたほうが、きっといいお墓になると私は思います。
値切るより、ねだれ!
コレです(#^.^#)笑
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パナソニックとシャープ
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新聞記事や、インターネットブラウザでのトップニュースに、
パナソニック、シャープの不振
が取り沙汰されてます。
自動車と並び、
「技術の日本」
を牽引してきた誇りあるメーカーが、
このように急落していくのを、
ほんの何年か前までは、ほとんどの日本人が想像もしなかったのではないでしょうか。
そして、ここに至っても、
何か遠い世界の出来事で、
自分には関係ない
というふうに感じている日本人は多いと思います。
小田和比古はメーカーサイドの人間ですから、これがどれほど恐ろしいことか、肌で感じております。
ものづくりの日本、技術の日本とはいいますが、
作って売らないことには、話になりません。
仕入れて売るだけならば、
ほとんどの方は
無理に高い国産品を買う必要をあまり感じないと思います。。・゜・(ノД`)・゜・。
世界を見渡すと、
品のない言い方になりますが、
えげつないことをする
手段を選ばない
者が幅を効かせてるようにも見えます。
解決にはとにもかくにも、
地産地消(仮に粗悪品であったとしても)
を推進するか、
この世界の荒波に立ち向かい、
死ぬほど働いて、
死ぬほど勉強するか
ふたつにひとつだと思います。
さてわたしはといいますと、
昨年くらいから、
可能な限り
国産品を買う
という行動をとるようにしました。
突き詰めて部品などになると、
全て国産品というのは土台無理でしょうが、
ともかく、
少しでも、日本人にお金が落ちる購買をする
ということです。
ときには、海外のカッコいい洋服や、
安く作られた輸入品に魅力を感じることもあるのですが、
そこはグッと堪えて、
日本人のプロダクトを選ぶのです。
この、堪える とこ、肝心ですよ笑
その先に、わたしたち日本人の、
雇用が、給与が、生活がある
そう考えたって、大袈裟ではないのですから。
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森の国の今日
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今日の森の国は
さて写真手前に見えますノボリ、
森の国石材は、
絵本のある石屋さんです。
絵本はこちら⇩⇩⇩
その内容は、、、、
来られた方だけのお楽しみ★
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石の値段2
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今日の森の国は健やかな天気。
さて今日は、前回に引き続き石の値段についてお話ししたいと思います。
石には定価がない。
しかし、原価は多種多様
ということを前回お話しましたが、
わたしどもの取り扱う大島石ひとつとってみても、
採石所が 約30件
各採石所でのランク分け 2〜3個
卸、流通業者(地元) 10件以上
となりますので、墓石小売店に届く時点で、おおげさに言えば
何百種類もの(!)大島石が存在する計算になります苦笑
ただ、見た目ではわかりません。
おそらくプロが見ても、
「だいたい あの辺 で取れた石かのぉ、、、」
くらいが関の山です笑
それが、他の石種でも同様なんですね(^-^)
そうすると、どういうことが起こるでしょう。
それは
⇩⇩⇩
相見積もりをとると、値段が下がり続ける
ということが起こり得るのです。
「なんだ、じゃあガンガン相見積もりをとれば、おトクな値段でお墓が買えるってことだなψ(`∇´)ψ!」
と言われるかもしれませんが、
それは、
半分正解でも、半分リスクをはらんでいます。
そのあたりの注意点や、
チェックポイントについて次回からお話していきたいと思います★
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石の値段1
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先日お問い合わせがあったお客様から、このようなご質問をいただきました。
「お墓の相場や定価がわからないから、まずはそれを知らないと検討できない。」
はい、おっしゃる通りですf^_^;)笑
しかしこれを解決するには根本的に大きな問題があるのです。
それは、、、
なんとまず石材には、
相場も定価もない ということです。苦笑f^_^;)
例えば家電製品とか、
自動車みたいに、
メーカー希望小売価格が決まっていて、
それを基準にして、どれくらい値引くか、
という商品ではないわけです。
それだけだと、
石屋さんぼろ儲けやん!
となってしまいますので補足いたしますと、
定価はありませんが、
原価はしっかりあるのです。
売値からいいますと、
高いものならば、
高級な石材をたくさん使い、広い敷地に豪華なしつらえをすれば、
まさに青天井。◯◯千万〜というものもありますし、
逆に安いものならば、
インターネットで調べられれば見られるように、極端に安いものも流通しております。コミコミで60万前後のものもあります。
◯◯千万もする墓石は、
全くボッタクリなわけではなく、
それなりの原価がかかっているということなんですね。
逆に、安い墓石には、安いなりの理由があるとみて間違いありません。
ただここでややこしいのは、
石材は家電製品や自動車と違い、
一般の方が商品を見て、
その値段の差を見極めるのは極めて困難であることなのです。
それがゆえに、
同じような仕様で相見積もりをとっても、あまりにも値段が違う、ということはありえることです。
この話はとてもボリュームがありますので、何回かに分けてお話ししたいと思います。
次回はもう少し掘り下げてみますね\(//∇//)\
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