コダック
2012-07-21
森の国に棲む古風な和漢★
小田和比古ブログへようこそ★
現在、週刊新潮という雑誌のコラムで、
考えない葦/コダックが選んだ茨の道
という連載があります。
コダックとは、当時世界でも圧倒的なシェアを保有していた、フィルムメーカーです。
利益率70パーセント(‼‼)を誇り、
従業員への福利厚生も最高ランクと言われた超優良企業が、
フィルム⇒デジタル化 の変遷のなかで、
如何にして倒産に至ったかが語られてます。
それには沢山の要素があるのですが、
その中の一つに、
「来るべきデジタル化に向けて、
事業をシフトしていくことに対して、
株主の同意が得られなかった」
ということがあったようです。
このままいけば、企業が立ち行かなくなるのは火を見るより明らか。
当然、薄利になろうとも企業は事業転換を図り、生き残らねばならない。
しかし、株主にしてみたら、
何年後かの会社の将来のために、みすみす株主配当金を減らされるよりは、
あと数年であっても、現状の高配当を確保するほうがよい
ということになっていたのだそうです。
、、、、。
なんとも薄情にも思えますが、
あまりにも大きな事業規模、
あまりにも多くの人が関わり、
あまりにも完成された収益性であったがゆえに、
それを変えることは難しかったのでしょう。
その中でコダック経営陣は、
何を考え、どう判断したのか。
どうすべきだったのか。
どうすれば、倒産を止められたのか。
これはメーカーサイドの仕事ならば、
どんな職種にも起こり得る事態です。
それぞれの仕事と置き換えてみると、
すごく興味深い(◎_◎;)。
気になられた方は是非読んで見てください★
森の国墓苑
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