昨日のベスト、今日のワースト
2012-05-02
森の国に棲む古風な和漢★
小田和比古ブログへようこそ★
先日、愛媛県松山市にある
ホテル奥道後 を擁する
奥道後国際観光が民事再生法を申請しました。
当時、まさに
これ以上ない
経営企画でスタートし、
一世を風靡した施設も、
時代の潮流に取り残されたということ
でしょう。
ひとつのブームが来て、
ひとつの市場ができる。
そしてやがて
ひとつのブームが終わり、
ひとつの市場が終わる。
そしてまたひとつの市場が生まれる。
このサイクルが、近年は恐ろしく早くなってきていると思います。
投資家として、随時売り買い
をする人もたいへんですが、
実際に店を構えた中小企業などは、
特に深刻だと思います。
しかし、
そうして取り残された場所、
廃れた市場でも、頑張っている
店はあります!
そういった店にほぼ共通して言えるのは、
「何かに特化している」
ことでしょう。
そしてやはり、
「人脈 ※=営業力」だと思います。
しぶとく、地道に、
地域貢献し、
「◯◯を買うなら、□□さんに言ってみようか!」と言わしめる営業力ですね。
そして僕は思うのです、
市場から置き去りにされ、
忘れさられた場所で、
しぶとく事業を維持している人は、
時代性に合っているとはいえないかもしれませんが、
すごい人だと思います。
そしてもしかしたらほんとうの英雄は、誇りや縁を守ったことで雑踏の中に埋れた人の中にこそいるのかもしれません。
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