葬式不要、戒名不要
2012-04-22
森の国に棲む古風な和漢★
小田和比古ブログへようこそ★
「葬式不要、戒名不要」
これは終戦のころ、吉田茂首相の側近であった
白洲次郎さんの言葉です。
奇しくも現代、
宗教ばなれ、
お寺ばなれ が叫ばれて、
「葬式も質素でいいし、お墓もいらないから、自分の骨は海に撒いてくれればいい」
という声が多く、
つまるところ葬式不要、戒名不要
な流れとなってます(苦笑)f^_^;)
しかし現代人のそれは、白洲次郎さんの意思とはまるで違うでしょう。
その殆どは、取り巻く環境や、
経済的な問題のためと思います。
白洲次郎さんは死後の世界に関して、
「死んだらクサるのみ」
的な発言もされており、
なんというか、
死後に思いを馳せる時間があったら、その分濃く生きろ!
的な考えだったのかなと感じます。
まあしかし、白洲次郎さんのような豪気な方はまれで(笑)
僕たちの殆どは、死を恐れたり、
祈りにすがりながら生活してます。
ともあれ、
お葬式にせよ戒名にせよ、
その意味するところには
故人の安らかな眠りを願って
という一面があると思うのです。
それは、当然規模や金額の問題ではありませんが、
はやりすたりで、ないがしろにしてよいものではないはずです。
死別してもなお、その人を大切にする
ということは、大切な精神文化だと思います(^◇^)!
※筆者小田和比古は、白洲次郎さんの
いちファンでして(^-^)
またいろんなエピソードをお話していきたいなと思います!
特に、これからの若者に知ってもらいたい人です★
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