心の拠り所

2013-09-04
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今朝のニュースにて、

「東北震災復興の今」についてのコーナーがありました。


現在でも非常に多くの方が、
未だ見つからない家族、
そしてその痕跡を
探す活動を続けております。


その中で、取材された男性(息子さんが行方不明)
がインタビューでお話されたのは、


骨のかけらでもいいから見つかればと望んでいるけど、叶わないのかな、、、」

という言葉でした。



もはや、安否が絶望的なのは、
皆がわかりきっている。
また、あの津波に呑まれた中で、
遺品を探すことがいかに困難であるかも。




しかし、供養する対象、つまり

いなくなったその家族そのもの

と感じられるものが戻らなければ、

心の整理がつかないのだと。




しかし、

「こんなことをいつまでも続けていくわけにもいかないから、
今回の取材時の調査で区切りにしようと思う」


ともお話されておりました。





さて、タイトルの “心の拠り所“、

その男性を含む多くの遺族は、

まさにそれを失っているのだと思います。






今回の震災のご遺族のように、


必死にその心の拠り所を探し求める人もいれば、


逆に現代には、自ら心の拠り所となるべきもの(骨、お墓)を手放し、切り離そうとする人が増えつづけてもいます。





理不尽に奪われる場合と、

自ら意思を持って選ぶ場合とでは、

プロセスが180度違いますが、




結果として、”心の拠り所となるべきもの”を無くしていることは同じなのです。








しかしやはり私は、

心の拠り所“は切り離すべきでない

と言いたい。






なぜならば、

人は無くしたときに、
始めてその大切さに気付く


からです。



現代の都市部を中心に、
多くの人が”切り離そう“としているものは、
奪われ無くした“とき、かほどに狂おしいほど
、追い求めるものであることが実証されているからです。



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