お墓が語る時代
森の国に棲む古風な和漢★
小田和比古ブログへようこそ★
天候不順な日々が続いておりますが、
お元気ですか(#^.^#)!
昨日の落雷はほんとに凄かったです、
近くに落ちたにちがいない!(◎_◎;)
さて今日も、僕の生業である
お墓 の話です。
このお墓というもの、
なかなか興味深いもので、
古い石塔を見たり霊園を散策すると、
その時代の人が何を考え、
何を大切にし、
どんな精神状態であったか
などを感じ取れる気がします。
お墓とは、ある見方では
死 をどう扱うか
死と どういうふうに向き合うか
ということですから、
ひいては、死と表裏一体の 生 を感じ取れるように思うのです。
例えば、競い合うように大きくて立派なお墓を建て、家の威厳を誇示するかのような墓地。
例えば、大きな供養塔の周りに、
人の顔くらいの小さな五輪塔が無数に並んでいる墓地。
例えば、派手さこそないが、控えめな大きさでありながら土地の石を使い丁寧に作られ、文字彫刻もこだわった墓の並ぶ墓地。
想像してみてください。
その時代の生活風景を、、、。
連続TV小説や、
大河ドラマのような一こまが浮かんできませんか(#^.^#)
また一方、明らかな後世に向けてのメッセージを感じるものもあります。
石工さんの名前が誇らしく刻まれた石塔には、時代を超える石工の思いが詰まっているようです。
さて、このような目線で今のお墓事情を見てみるとどうでしょう。
都市部を中心に、昔ながらの伝統的なお墓の形がなりを潜め、
奇抜すぎてお墓にも見えないような墓が増えてきました。
時代の変化に合わせ、合同供養塔に
樹木葬に散骨に、、、
まったく落ち着きも統一感もありません。
後世の子孫たちが私たちの墓地を見るとき、
「ああ、この時代は混迷してたんだな」
とわかるでしょう。
それは同時に、
家の誇りを失う ということです。
自分たちにでき得る限りのお墓を建てて、
だれとも知らない後世の日本人に、
この時代は先祖をとても大事にしていたんだ、と思わせるのも、
また粋ではありませんか(^O^☆♪
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